3Sとは?目的やメリット、進め方について解説

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「整理」「整頓」「清掃」の頭文字を取った3Sは、社内の業務効率化や、職場の改善に役立つ活動のスローガンとしてさまざまな企業で利用されています。

しかし、単に3Sを掲げても、従業員の意識や社内のルールは変わりません。3Sを社内に浸透させるためには、3Sの目的とメリットを周知した上で、社員一人ひとりが3Sを意識できる環境づくりが必要です。

今回は、3Sの概要・目的を始めとして、3Sを実践するメリット、3Sの進め方とポイントについて解説します。

 

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目次
  1. 3Sとは?
    1. 5Sとの違い
  2. 3Sの目的
    1. 安全な職場づくり
    2. 効率的な職場づくり
    3. 快適な職場づくり
  3. 3Sに取り組むメリット・効果
    1. 業務のムダを減らし仕事を効率化できる
    2. 安全で快適な職場環境を構築できる
    3. 社員の自主的な成長を期待できる
  4. 3Sの進め方とポイント
  5. 3Sを進める際におすすめのお掃除ロボット
  6. まとめ

3Sとは?

3Sとは、社内業務の安全性を高めるために役立つ活動、以下の3語をまとめたものです。

元は、主に製造業で掲げられているスローガンでしたが、物品の要不要を分類して不要品を処分する「整理」、必要なものをスムーズに取り出せるよう並び替える「整頓」、ゴミや汚れのない状態を保って怪我・事故等のリスクを減らす「清掃」は、業務を問わず幅広い業界で通用する活動内容だったため、製造業以外の企業にも3S活動が普及しています。

5Sとの違い

5Sは、3Sに「清潔」と「躾」を加えた活動方針です。 3Sである整理・整頓・清掃ができていると、社内が清潔になります。そして、清潔を維持するためには、社員への教育や職場のルールづくり、つまり躾が必要だという考えから作られたスローガンです。

本来、3Sは5Sの一部ですが、整理・整頓・清掃が継続的にできていれば、多くの場合自然と清潔・躾もクリアできるため、より重要性の高い活動を抜き出した3Sが広まっています。

3Sの目的

3Sの目的は、安全性が高く、効率的で、快適な職場を作ることです。

安全な職場づくり

会社で使う備品や社員の私物が全く整理されておらず、どこに何があるのか整頓されていない、清掃も怠っているため床にものやゴミ等が散乱している、こういった環境では、不注意による事故が起こりやすくなります。

しかし、オフィスや工場が3Sによって清潔に保たれていれば、「きれいな場所を汚したくない」という心理が働くため、作業が丁寧になり、気の緩みや不注意による労災事故を予防することが可能です。

効率的な職場づくり

職場を徹底的に整理整頓することによって、「業務に必要なものを探す」「使ったものをどこに片付けるか考える」という作業が不要になります。 3Sが目標として掲げるのは、見た目がきれいなオフィスを作ることではなく、「誰にとっても使いやすく整理・整頓された職場を作る」ことです。 3Sができていれば、日常的に発生する小さな業務のムダがなくなり、脳のリソースを節約できるため、より本業に力を集中できるようになるでしょう。

快適な職場づくり

オフィスフロアがきちんと掃除されて埃などがなく、床の上にものが少なく歩きやすい、机の上が整理されており作業スペースに困らない、職場内がきれいで良い香りがするなど、快適性の高い職場は、社員のモチベーションを高めてくれます。

ストレスは社員の成長につながる要素の一つですが、職場環境や働きやすさといった面で従業員にストレスを与えても、個々人の生産性を下げるだけです。 快適な職場を作ることも、3Sの重要な目的となっています。

3Sに取り組むメリット・効果

3Sの導入で期待できるメリットを押さえていきましょう。

業務のムダを減らし仕事を効率化できる

3Sが職場の当たり前になると、社内に不用品がなくなり、スペースに余裕が生まれます。 必要なものをすぐに取り出せるよう整理整頓すれば、「ものを探す」という余計な作業がなくなるため、業務に素早く着手できるようになるでしょう。

また、作業効率を高めることによって、結果的に納期を短縮したり、業務改善に使う時間を取れるようになったりします。

安全で快適な職場環境を構築できる

3Sに取り組むメリットの一つが、物理的にも心理的にも、社員の快適性と安全性を高められることです。 3Sで社内が清潔かつ整理整頓されていると、「歩いているとき荷物につまずいて怪我をする」「隣のデスクに積み重なった書類等がこちらのデスクに流れ込んでくる」といったトラブルを防げます。

また、各社員がどこに何があるのかを把握していれば、作業中に「あれはどこにあったっけ」と話しかけられ、作業を中断することもありません。

社員の自主的な成長を期待できる

3Sを達成し、維持するためには、職場で働く社員全員でルールを決め、実践する必要があります。 各社員が職場に必要だと思ったことを提案してもらい、実践し、改善点を話し合って共有するという仕組みを作れば、社員の自主性も育成できますし、社内のコミュニケーションも円滑になるでしょう。 社員教育の一環として利用できる点も、3Sのメリットです。

3Sの進め方とポイント

3Sを進める際は、社員の自主性を刺激しましょう。 3Sに取り組むためのメンバーを数名選出し、3Sについて教育した上で、全社員から荷物の要不要、使いやすい整頓の方法、無理のない清掃の仕方について意見を集めます。「自分達が考えた自分達に必要なルールだ」という意識づけができれば、社員は嫌がらずに3Sを実践してくれるでしょう。

また、定期的に3Sについて話し合う会を開き、新たな提案や現時点で行っている活動の改善案を出し合うと、3Sの継続率を高められます。

3Sを進める際におすすめのお掃除ロボット

広いオフィスや店舗を毎日清掃するのは大変です。そこでおすすめしたいのが、業務用のお掃除ロボットを月額8,000円からレンタルできるおそうじレンタルです。

床の掃除をロボットに任せることで、「掃除ロボットが動けるように荷物を減らして場所を確保しよう」という整理の動機が生まれ、3Sの維持がしやすくなります。

正式契約の前にお掃除ロボットをお試しすることも可能なので、3Sの取り組みを検討している場合は、ぜひ一度、導入をご検討ください。

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まとめ

整理・整頓・清潔の3Sに取り組むと、社内のムダを減らし、快適で安全な環境づくりができるようになります。

ただし、3Sの理念や仕組みを上から押し付けても、現場で使いづらいルールでは社内に浸透しません。3Sの実践には、社員主導のルールづくりと定期的な改善が不可欠です。 そして、社員のリソースは限られています。

掃除の時間を短縮し、3Sの整理や整頓に集中するために、お掃除ロボットのご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

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