株式会社ビーバーレコード様 導入事例
清掃品質を差別化戦略の一環に床の美観を大幅に改善し、掃除ロボットも活用 業種 天然温泉・フィットネス...
リ・プロダクツ株式会社
取材にご対応いただいた方:運営支援本部店舗システム課 田中 颯大 氏 / 課長 東 忠史氏
課題
効果
サトフードサービスは、「和食さと」「天丼・天ぷら本舗さん天」「夫婦善哉」などの和食レストランチェーンを展開する、SRSホールディングスのグループ会社。主に関西・中部・関東圏内で店舗展開しており、2025年1月現在で232店を運営している。このうち和食さとの全197店で、お掃除ロボット「Eufy X10 Pro Omni」を導入。店内の清掃に活用している。
サトフードサービスでは、2021年に公表した中期経営計画で「スマート化社会への対応」を打ち出している。このなかで「DX推進による生産性の向上」「ロボティクス、AIの活用による収益性の改善」を掲げてDX化を進めている。
具体的な施策として、配膳ロボットやお掃除ロボットの導入を検討。このうちお掃除ロボットに関しては、「清潔感のある店舗づくりには、ロボットの安定した稼働が欠かせない」として、店舗システム課の田中氏が中心となり検討や実験を進めてきた。
しかし、当初検討していた他社のお掃除ロボットは清掃の仕上がりに課題があり、全店舗への展開には至らなかったようだ。
「当初、3機種のお掃除ロボットを試験的に導入して実験しましたが、広いフロアをもれなく清掃できる機種はありませんでした。たとえば、椅子やテーブルにひっかかり途中で掃除が終わったり、マッピング機能が付いていてもバリケードをつくらないと正常に稼働しなかったりと、きれいに掃除できず、店舗スタッフの作業改善には繋がらなかったのです。」(田中氏)
DX化を図るために導入したものの、かえって人手がかかるようでは意味がない。そうした中で、サトフードサービスではリ・プロダクツのおそうじレンタルに着目。店舗システム課の東氏は、リ・プロダクツのサービス体系も魅力的だったと語る。
「従来のお掃除ロボットサービスはリースや買取が多いなか、リ・プロダクツはレンタルで使えるため、スムーズに導入できると考えました。」(東氏)
レンタルによるお掃除ロボットサービスも、リ・プロダクツと契約する決め手の一つになったようだ。
こうして、リ・プロダクツのおそうじレンタルを試験的に導入いただいたサトフードサービス。
ただ、最初に導入した機種は稼働の安定性に不安があり、本格導入には至らなかった。
課題が顕在化した直後、リ・プロダクツが紹介したのが、アンカー・ジャパンのお掃除ロボット「Eufy X10 Pro Omni」。このときの導入提案が迅速だったことも、リ・プロダクツとの契約の決め手になったと田中氏は語る。
「新しい機種の提案をいただき、早速実験させてもらいました。しばらく実験するとマッピング機能を使って安定して清掃できるようになり、『この機種ならいける』と直感しました。」(田中氏)
Eufy X10 Omniのようなお掃除ロボットを安定稼働させるには、マッピングを始めとした初期設定や、充電ステーションを置く場所なども重要となるが、そうした設定をリ・プロダクツが全店舗において安定稼働するまでサポート対応。自分たちで設定するより高いレベルで清掃ができる上、管理も楽になったと田中氏は伝える。
「新しいロボットに不慣れな私たちがマッピングなどを設定すると、店舗数が多いのも相まってどうしても時間がかかります。それを、リ・プロダクツの方で対応していただけるため、とても助かりました。」(田中氏)
導入後も、リ・プロダクツのサポートに満足いただいている。たとえば、ロボットにエラーが生じてもサポート窓口対応で解決できたり、消耗品が不足したら発送手配してくれたりと、迅速な対応力にも魅力を感じている。
「当社では店舗ごとにサプライ(※)などの管理をしていますが、リ・プロダクツでお掃除ロボットに付随する消耗品を合わせて配送いただけるので、こちらとしても管理がしやすいです。和食さとの店舗ごとの状況を把握した上で対応いただいている点においても、管理者であるわたしたちの業務効率化につながります。」(田中氏)
(※…店舗で使用する消耗品を補給すること)
Eufy X10 Pro Omniを活用したおそうじレンタルの利用により、DX化の効果も表れてきたようだ。
たとえば、開店前の清掃作業。これまでは、1店舗あたり2人のスタッフが30分清掃をしていたが、お掃除ロボットなら夜間に清掃するため、作業負担が軽減。導入後は、1店舗あたり1日0.5人時の工数削減ができた。軽減した分は、お客様を迎えるための準備やピークタイムの増員などに回すことで、サービス面の強化につなげている。
「ピークタイムに人を割り振ることで、料理の提供時間が早くなるなどサービスの改善も図れるようになりました。回転率の向上にもつながり、生産性の改善も図れたと感じます。」(田中氏)
清掃の品質という観点では、人による清掃と比べて常に安定した仕上がりを保っている。人手の場合、どのような人が行うのかによって清掃の品質に違いがあるため、安定した清潔感を保つ上でお掃除ロボットは有効だと感じているようだ。
「よりおいしい料理を、より楽しい時間を、多くのお客様に実感していただくためには、店舗の清潔感も大切です。お掃除ロボットの導入で、どの店舗でも高いレベルのサービスを提供できるようになりました。」(田中氏)
2024年6月~2025年2月にかけて「和食さと」の全店で Eufy X10 Pro Omniを全ての店舗で導入を完了。DX推進はもちろん、サービス面における業務効率化や生産性向上にも、お掃除ロボットが貢献している。
お掃除ロボットは、単にゴミを吸い取るだけでなく、拭き掃除などもできる機種が登場するなど、日々進化を続けている。機能やバリエーションが増える中で田中氏は、お掃除ロボットをどのように活用していくかが今後の検討課題だと語る。
「たとえば、フローリング以外の清掃域では拭き掃除を禁止にする機能がありますが、当初はその機能をうまく使いこなせていませんでした。この点はリ・プロダクツに相談して解決しましたが、こうした十二分に活用できていないと感じる点があれば、今後も一緒に考えながら解決していきたいです。」
また、現状では客席のあるフロアのみにお掃除ロボットを導入しているが、キッチン域の清掃DX化にも注目されている。具体的には、油汚れなどを落とす作業は人が対応するしかなく、調理スタッフの負担になっている。こうしたところの清掃も自動化を進め、負担軽減につながればと期待しているようだ。
「キッチン域の清掃に利用できそうなお掃除ロボットや最新の機能など、情報をいただけることに期待しています。」(田中氏)
リ・プロダクツも、お掃除ロボットやそれに付随するさまざまなサービスを通じて、サトフードサービスのDX化をさらに推進できるように尽力していきたい。
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