店舗の定期清掃内容と料金表|コストを抑える方法も解説
店舗の清掃が行き届いているかどうかは、店舗利用者の来店および再訪したくなるかどうかのリピートに大きく関係してきます。ゴミや埃などの日常的な汚れはモップや掃除機掛けで除去できますが、床にしみついた汚れの除去は、水や洗剤を多く使う定期清掃が必要です。
定期清掃とは、床面のワックス掛けやエアコン内部の清掃など、普段の清掃では手を掛けられない作業のことです。
定期清掃は店舗利用者がいる営業時間帯にはできない作業が多いです。したがって、店の休日や夜間に専門業者に依頼して実施することになるでしょう。
非常に利便性が高いサービスですが、定期清掃を利用するとどのくらいの料金がかかるのか、専門業者に依頼するコストを抑える方法が気になる方も多いのではないでしょうか。それでは、定期清掃の料金と内容、コストを抑える方法についてご説明しましょう。
▼お掃除ロボット導入のコストシミュレーションはこちら
https://www.re-products.co.jp/download/cost_estimation.html
▼漫画でわかる!お掃除ロボ活用(飲食店編)資料はこちら
https://www.re-products.co.jp/download/store_comic.html
定期清掃の料金表
定期清掃の料金相場は、以下の通りです。
作業 | 料金相場 |
---|---|
床面表面洗浄ワックス塗布 |
200円~/㎡ |
床面剥離洗浄ワックス塗布 |
300円~/㎡ |
カーペットクリーニング |
300円~/㎡ |
石材床洗浄 |
150円~/㎡ |
高所ガラス清掃 |
500円~/㎡ |
エアコン清掃 |
10.000円~/基 |
いずれの作業も、清掃業者専用の機械を用いる内容で、従業員が清掃できない作業を行えます。
また、定期清掃を依頼する頻度も料金相場を大きく変動させます。
基本的に、どのくらいの頻度で依頼するのか、また店舗の利用人数や汚れやすさ、店舗の床面積の広さによって料金が変動します。
定期清掃の内容とは
定期清掃の内容は、床、エアコン、ガラス、その他の場所によってそれぞれ違います。
それぞれの場所別に、どんな清掃を行うのか触れながら、一般的な定期清掃の内容についてご説明いたします。
床
化学床と総称されるビニールタイルやクッションフロア、あるいは木材を使ったフローリングの床では、床面のワックス塗布や剥離を実施します。
床面にワックスが塗布されてる場合は、専用の洗剤と洗浄機を用いて表面の汚れを除去し、その後ワックスを塗布し直す作業を行います(表面洗浄ワックス塗布)。
この作業は汚れやすさに応じて通常年1回〜12回の頻度で行います。ワックスなどの床維持剤は経年により劣化してくるので、何年かに1回は古くなったワックスを全て除去してワックスを塗り直す作業を行います(剥離洗浄ワックス塗布)。
床材によって、適するワックスの種類は異なり、天然素材では蝋を利用するケースもあります。
カーペットが敷かれている場合には、カーペット洗浄を行います。専用のブラシが付いた機械で繊維の奥に入ったゴミや土砂を掻き出し、その後専用の洗剤を用いて繊維に染み込んだ汚れを洗浄・除去します。
近年では使用する水の量を減らし、洗浄によるカーペットへのダメージや乾燥の時間が少なくて済むドライクリーニング方式が用いられることも多くなっており、カーペット自身を汚れにくくする専用の防汚剤を噴霧することもあります。
エアコン
エアコンを掃除する時は、基本的にエアコンを分解して洗浄します。
自分でエアコンを清掃する場合だと、専門的な知識がないので表面上の清掃しかできません。しかし、エアコン洗浄を行うプロの業者であれば専門知識を持っているので、エアコンの分解洗浄が可能です。
内部までしっかりと洗浄することによって、店舗全体に快適な室温をもたらすことができます。
本体カバーやフィルターといった表面上の洗浄はもちろん、エアコンを分解してブラシや高圧洗浄機で、内部のフィンなどを掃除し、内部に溜まった埃やカビなどを除去します。
エアコンの使用頻度が上がる時期に備えて、初夏や晩秋に掃除を依頼するのがおすすめです。
ガラス
窓ガラスは洗剤やワイパーを使って満遍なく綺麗にしていきます。
一般的な汚れであれば、ガラス清掃自体は専門の知識が無くても行えますが、手の届かない高所や外側ガラスの清掃は危険な作業になるため、専門の装備と教育を受けた業者に任せましょう。
またガラス鱗など経年により付いた頑固な汚れを除去する際は、ガラス自体を傷つけてしまうこともあるため、やはり専門業者にお任せされることをおすすめいたします。
その他
その他、定期清掃が必要な箇所としては、店舗の外壁や石材床、コンクリート床などが挙げられます。これらの素材の洗浄にはより専門的な知識や洗剤、設備が必要になりますので、専門業者に相談しましょう。
コストを抑える方法は?
定期的に清掃を委託した方が清潔な環境を保つことができるとはいえ、全てを頻度高く依頼すると多額の料金が発生することになるでしょう。
定期清掃の頻度・コストを抑える効果的な方法は、必要な清掃だけを選んで依頼することです。今、最も綺麗にしてほしいところだけを清掃してもらうようにすれば、効率良くコストを抑えることができます。
定期清掃の頻度を減らすことは、コストだけでなく、副次的なメリットもあります。定期清掃の頻度を少なくすることで、環境への配慮も可能になります。
近年では、定期清掃における床面洗浄やワックス剥離作業などでは、特殊な洗剤や薬液を使用することにより環境負荷をかけてしまうので、顧客側で清掃コストを抑えたい、という視点に加え、清掃業界のトレンドとしても「定期清掃頻度は減らすべきだ」という方向に変わってきました。
また、ワックスよりも耐久性の高いコーティング剤も登場し、床面の定期清掃頻度を減らす工夫に注目が集まっています。一般的なワックスは柔らかいため、その分はがれやすい・汚れやすい傾向にありますが、耐久性の高いコーティング剤であれば、清掃頻度を少なくできることが期待されています。
「定期」清掃の面だけでなく、「日常」の掃除に目を向けてみることでも、コストを抑えることができます。
日常的に掃除ができていれば、汚れの積み重ねも減るので、その分、定期清掃にかける負荷が減り・コストも削減することができるのです。
リ・プロダクツの提供サービス
定期清掃の頻度・コストを下げるには、日常的な掃除が大切であるという必要性は理解しても、リソース不足でそれどころではない……という企業も多いのではないでしょうか。
そうした場合には、お掃除ロボットの活用がおすすめです。日常的な床掃除はすべてお掃除ロボットに任せることができるので、スタッフの負担を軽減しながら、衛生面の向上も期待できます。
弊社リ・プロダクツ株式会社では、お掃除ロボットを月額レンタル制で貸し出す「おそうじレンタル」というサービスを提供しております。商品の選定から使用中のフォローまで清掃のプロがトータルサポートできるのが特徴です。
業務用お掃除ロボットのレンタル料には消耗品や商品交換の料金が含まれているので、余分な料金は発生しません。
清掃業者に日常清掃を依頼していた場合、お掃除ロボットが床を自動で綺麗に清掃してくれるので店舗の掃除をする負担を減らせます。タイマー付きのお掃除ロボットであれば、あらかじめ設定しておくことで従業員がいない時間帯に綺麗にすることも可能です。お掃除ロボットを導入することで、スタッフの人員や勤務時間の削減が実現できます。
総じて、日常清掃・定期清掃のコスト削減、業務効率化が図れるのが大きなメリットだと言えるでしょう。
▼3分でわかる「おそうじレンタル」概要資料はこちら
https://www.re-products.co.jp/download/overview_osouji-rental.html
まとめ
定期清掃は、床のワックス塗布や剥離洗浄作業、エアコン内部の分解洗浄、高所や外側のガラス清掃など専門的な知識・技術が必要となる清掃です。
しかしながら、それ故にコストも高く・環境負荷もかかってしまう作業です。
定期清掃の頻度・コストを抑えるためには、従来行っていた「定期」清掃の内容を見直すだけでなく、「日常」の掃除に目を向けることも必要です。
お掃除ロボットを活用すれば、日常的な掃除を自動化しながら綺麗な床を維持することができるようになります。
「日常」的な掃除・そして「定期」清掃の双方を見直すことで、コスト削減・業務効率化を実現できるでしょう。
清掃のプロが貴社に合わせたご提案をいたします。
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
無料お試しレンタルのお申し込みはこちら
お問い合わせはこちら