導入してわかった業務利用におけるお掃除ロボットのメリット・デメリット

お掃除ロボットの導入を検討している事業者のなかには、「使ったことがないから導入するかどうか迷っている」と、導入に踏み切れない方も少なくないようです。お掃除ロボットの導入により、どのようなメリットが享受されるのでしょうか。また、デメリットや注意点は何でしょうか。
今回は、お掃除ロボットについて5年以上研究している当社が、自社で実際に使ったり導入いただいたお客様をサポートしたりしたことで見えてきた、「お掃除ロボットを導入するメリットとデメリット」について解説します。
実際に当社でも、日常の床掃除にお掃除ロボットを活用しており、従業員の掃除時間の短縮に繋がっています。
また、当社のお客様である社会福祉法人清桜会あさひ園様(岡山市)では、お掃除ロボットの導入により、8割のスタッフが残業時間を削減できたという、目に見える効果も表れています。あさひ園様では、お掃除ロボットを1日に4回使用。利用者様との接触事故もなく、安全に運用できているそうです。
これにより、年に1回の大掃除も含めて従業員の掃除の負担が軽減されることも、お掃除ロボットを導入するメリットといえます。
人手不足が深刻な問題になりつつある昨今では、掃除をはじめ効率化できる業務は極力削減したいと考えるお客様は多いです。特に飲食店やホテル、病院、介護施設といった顧客と対面するビジネス形態では、コロナ禍を通した衛生意識の高まりから除菌作業の頻度が増えており、負荷の増加が課題になっています。
このような課題にも、お掃除ロボットで「毎日の床掃除を自動化する」ことは、非常に有効な解決策といえるでしょう。
一例として、当社のお客様のホテルビワドッグ様(彦根市)では、お掃除ロボットの導入前はフロントやレストランなどの接客に加え掃除も少人数のスタッフで対応しており、業務効率化が喫緊の課題でした。お掃除ロボットの導入後は、自動で掃除できるようになったことで、接客に充てる時間が増加。サービスレベルの向上に貢献しています。
ホテルビワドッグ様ではお掃除ロボットを、お客様にご迷惑がかからない夜間に使用しています。このように、業務・営業時間外でも稼働できる点も、お掃除ロボットを導入するメリットです。
たとえば、業務用として当社が推奨しているエコバックス社製の「DEEBOTシリーズ」の場合、ダストボックスのゴミ捨てを定期的に行うほか、ブラシなどの消耗品は1~2か月に1回(使用時間150~300時間に1回)の交換が推奨されています。なお、ゴミ捨ての頻度は「ゴミ収集ステーション」を併用することで、1〜2か月に1回程度に減らすことも可能です。
ほかにも、使用開始前にロボット本体の動作を確認するなど、従業員への周知やルーティン化も導入前に決めておくことが大切です。
理想としては、「配線は床下に隠すなど空間をスッキリする」「椅子の脚幅や固定席と机の幅をロボットに合わせる」などできることですが、レイアウト変更は大掛かりなため、現状でできる対処をされているケースが多いです。
例えば飲食店の場合、開店前や閉店後に椅子を上げて掃除したり、オフィスの場合も椅子を上げたりキャスター付きであれば日によって椅子の位置を変えたりすることで対処されています。
導入当初はお掃除ロボットが上手く動かないと思っていても、適切なサポートや設定・運用により安定稼働するようになったケースも多くありますので、一度、自社に合うかどうかを試してみるのも手です。
なお留意点として、お掃除ロボットには、物理的に掃除できない場所もあります。 たとえば、階段などの掃除は難しいですし、棚と壁の間ソファやデスクの下などロボット本体の高さや幅の問題で侵入できない隙間も掃除できません。
▼関連コラム
高さが決め手!自社に最適なお掃除ロボットを選択するポイント
https://www.re-products.co.jp/media/column/cleaning-robot
*https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000031856.html
無償修理の範囲内のトラブルであれば迅速に修理できる場合もありますが、対象外のトラブルだと有償の修理になったり、交換費用や本体の買い替えが発生したりするケースもあります。お掃除ロボットを自社で購入する場合には、こうした事態も想定しておく必要があるでしょう。
リ・プロダクツでは、業務用お掃除ロボットの貸出をはじめ、 商品の選定から使用中のフォローまでトータルでサポートする「おそうじレンタル」というサービスを提供しています。業務用として活用できるお掃除ロボットを厳選して取り扱っており、掃除するエリアの広い環境やフロアが複数ある場合でも、お客様の環境に適した機種のご提案からアフターフォローまで対応いたします。
レンタルですから、ロボットの購入費用などの初期費用も抑えられますし、購入する際に必要となる費用計上の手間も省けます。
レンタル料金は定額制。定額料金内で、導入後の初期設定を担当者がサポートします。補償も充実しており、故障時には迅速に交換対応いたしますので、安心してお使いいただけます。
「自社の施設に合うかどうか知りたい」「自社に適した商品が知りたい」といった方には、導入前にお掃除ロボットを体験できる「お試しレンタル」をご用意しています。ご検討中の方はぜひお問い合わせください。
自社にピッタリなお掃除ロボットを導入すれば、さまざまなメリットを享受できますから、お試しでも導入されてはいかがでしょうか。
清掃のプロが貴社に合わせたご提案をいたします。
今回は、お掃除ロボットについて5年以上研究している当社が、自社で実際に使ったり導入いただいたお客様をサポートしたりしたことで見えてきた、「お掃除ロボットを導入するメリットとデメリット」について解説します。
目次
お掃除ロボットのメリット
お掃除ロボットを導入することで得られるメリットには、「人的・時間的な削減効果」「従業員の負担軽減」「コア業務に集中できるようになる」などの点が挙げられます。詳しく解説しましょう。人的・時間的な削減効果
お掃除ロボットの導入により、従業員が対応する床掃除の時間や手間を省けるようになります。機種によっては、「ゴミ収集機能」や「モップ乾燥機能付き」といった機能を備えたロボットもあり、こうした機種を導入すれば掃除における人的リソースをさらに削減できます。実際に当社でも、日常の床掃除にお掃除ロボットを活用しており、従業員の掃除時間の短縮に繋がっています。
また、当社のお客様である社会福祉法人清桜会あさひ園様(岡山市)では、お掃除ロボットの導入により、8割のスタッフが残業時間を削減できたという、目に見える効果も表れています。あさひ園様では、お掃除ロボットを1日に4回使用。利用者様との接触事故もなく、安全に運用できているそうです。
従業員の負担軽減
お掃除ロボットが床掃除をすることで、綺麗な室内環境を維持しやすくなります。室内全体の埃の量も減りますから、毎日お使いいただいているお客様のなかには、エアコンや空気清浄機のフィルター掃除で効果を実感される方もいらっしゃいます。これにより、年に1回の大掃除も含めて従業員の掃除の負担が軽減されることも、お掃除ロボットを導入するメリットといえます。
人手不足が深刻な問題になりつつある昨今では、掃除をはじめ効率化できる業務は極力削減したいと考えるお客様は多いです。特に飲食店やホテル、病院、介護施設といった顧客と対面するビジネス形態では、コロナ禍を通した衛生意識の高まりから除菌作業の頻度が増えており、負荷の増加が課題になっています。
このような課題にも、お掃除ロボットで「毎日の床掃除を自動化する」ことは、非常に有効な解決策といえるでしょう。
コア業務に集中できるようになる
掃除の業務が少なくなった分、他の業務に専念できるようになりますから、生産性の向上や業務効率化も期待できます。当社のお客様にも、「コア業務に専念できるようになった」という声を多くいただいています。一例として、当社のお客様のホテルビワドッグ様(彦根市)では、お掃除ロボットの導入前はフロントやレストランなどの接客に加え掃除も少人数のスタッフで対応しており、業務効率化が喫緊の課題でした。お掃除ロボットの導入後は、自動で掃除できるようになったことで、接客に充てる時間が増加。サービスレベルの向上に貢献しています。
ホテルビワドッグ様ではお掃除ロボットを、お客様にご迷惑がかからない夜間に使用しています。このように、業務・営業時間外でも稼働できる点も、お掃除ロボットを導入するメリットです。
お掃除ロボットのデメリット
お掃除ロボットにはメリットもある一方で、デメリットもあります。導入を検討する際は、以下の点について対策を講じることをおすすめします。定期的なメンテナンスが必要
お掃除ロボットを長く使い続けるには、定期的なメンテナンスも大事です。たとえば、業務用として当社が推奨しているエコバックス社製の「DEEBOTシリーズ」の場合、ダストボックスのゴミ捨てを定期的に行うほか、ブラシなどの消耗品は1~2か月に1回(使用時間150~300時間に1回)の交換が推奨されています。なお、ゴミ捨ての頻度は「ゴミ収集ステーション」を併用することで、1〜2か月に1回程度に減らすことも可能です。
ほかにも、使用開始前にロボット本体の動作を確認するなど、従業員への周知やルーティン化も導入前に決めておくことが大切です。
お掃除ロボットの導入が現時点では適さないケースもある
配線の多いオフィスなど床に障害物が多数ある環境では、お掃除ロボットが掃除できる範囲が狭まってしまうため、お掃除ロボットの導入が適さない可能性があります。理想としては、「配線は床下に隠すなど空間をスッキリする」「椅子の脚幅や固定席と机の幅をロボットに合わせる」などできることですが、レイアウト変更は大掛かりなため、現状でできる対処をされているケースが多いです。
例えば飲食店の場合、開店前や閉店後に椅子を上げて掃除したり、オフィスの場合も椅子を上げたりキャスター付きであれば日によって椅子の位置を変えたりすることで対処されています。
導入当初はお掃除ロボットが上手く動かないと思っていても、適切なサポートや設定・運用により安定稼働するようになったケースも多くありますので、一度、自社に合うかどうかを試してみるのも手です。
なお留意点として、お掃除ロボットには、物理的に掃除できない場所もあります。 たとえば、階段などの掃除は難しいですし、棚と壁の間ソファやデスクの下などロボット本体の高さや幅の問題で侵入できない隙間も掃除できません。
▼関連コラム
高さが決め手!自社に最適なお掃除ロボットを選択するポイント
https://www.re-products.co.jp/media/column/cleaning-robot
故障時には使えない
お掃除ロボットが故障したら、メーカーに連絡して解決してもらう必要があります。その際、故障の確認、修理対応や交換の手配に時間がかかることも注意点の一つです。実際に、当社が実施した「お掃除ロボット商用利用に関する実態調査*」では、故障・修理の際に「修理交換に時間がかかる」ことを課題に挙げた方は69.3%もいます。*https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000031856.html
無償修理の範囲内のトラブルであれば迅速に修理できる場合もありますが、対象外のトラブルだと有償の修理になったり、交換費用や本体の買い替えが発生したりするケースもあります。お掃除ロボットを自社で購入する場合には、こうした事態も想定しておく必要があるでしょう。
お掃除ロボットを導入するなら「レンタルの活用」も一手
業務用お掃除ロボットを初めて導入される事業者の場合、レンタルサービスを活用するのも一手です。リ・プロダクツでは、業務用お掃除ロボットの貸出をはじめ、 商品の選定から使用中のフォローまでトータルでサポートする「おそうじレンタル」というサービスを提供しています。業務用として活用できるお掃除ロボットを厳選して取り扱っており、掃除するエリアの広い環境やフロアが複数ある場合でも、お客様の環境に適した機種のご提案からアフターフォローまで対応いたします。
レンタルですから、ロボットの購入費用などの初期費用も抑えられますし、購入する際に必要となる費用計上の手間も省けます。
レンタル料金は定額制。定額料金内で、導入後の初期設定を担当者がサポートします。補償も充実しており、故障時には迅速に交換対応いたしますので、安心してお使いいただけます。
「自社の施設に合うかどうか知りたい」「自社に適した商品が知りたい」といった方には、導入前にお掃除ロボットを体験できる「お試しレンタル」をご用意しています。ご検討中の方はぜひお問い合わせください。
まとめ
お掃除ロボットを導入する際には、自社の環境に適した機種選びも重要なポイントです。機種によっては、使用環境に適さないなど向き・不向きもありますので、専門業者の意見やこちらの記事を参考に選ぶようにしましょう。自社にピッタリなお掃除ロボットを導入すれば、さまざまなメリットを享受できますから、お試しでも導入されてはいかがでしょうか。
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