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日常清掃と定期清掃の違いは?店舗における清掃の頻度や箇所・相場を解説

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日常清掃と定期清掃の違いは?店舗における清掃の頻度や箇所・相場を解説

新型コロナウイルス感染症の流行により、施設の衛生管理に対する世間の意識が高まっています。特に不特定多数が利用する店舗においては、衛生管理が行き届いているかどうかが、お客様がどのお店を選択するかの判断基準の上位になっています。

「【ぐるなびリサーチ部】外食利用動向に関する調査」によれば、 外食の際に意識していることへの回答には、半数以上が「少人数での利用」「密が避けられる場所」を意識しており、次いで「長時間滞在しない」が45.7%、「衛生管理を徹底しているお店を選ぶ」が42.4%、「換気の良いお店を選ぶ」が37.7%という結果となっていました。(参考)株式会社ぐるなびが2020年8月31日に実施した調査

衛生管理の方法は、店内環境を清潔に保つ事と利用者個人への対策の2種類がありますが、本項では、特に店舗管理者が店内環境を清潔に保つのに必要な基礎的事項について紹介します。

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1. 日常清掃と定期清掃の違い


店舗での日常清掃イメージ(洗面台の清掃)

日常清掃とは

毎日または数日に一度といった高頻度で行う清掃のことを「日常清掃」と呼びます。
フロア・床の掃除機掛け、窓ガラス拭きやゴミ出しなどが一般的です。

日常清掃は、店舗の衛生管理における基本であり、最も重要な事項です。

 日常清掃の代表例

  • トイレや手洗い場の清掃
  • フロアの除塵、掃除機がけ、水拭き
  • エントランスのガラス、ドアノブ、玄関マットの清掃
  • 階段、手すりの清掃
  • ・エレベーターのスイッチ、エスカレーターのベルトの清掃
  • ゴミ箱のゴミ回収、灰皿の吸い殻回収
  • 机、椅子の拭きあげ
  • 換気設備の除塵


日常清掃のポイントは、清掃対象の汚れに効果的な洗剤や用具を使い分ける事です。洗剤や用具の使い分けを間違えると、清掃対象面を傷つけたり、残留洗剤により汚れが付きやすくなります。
日常清掃は店舗の閉店~開店までの営業時間前に1度しっかりとした清掃を行い、営業時間中はその利用頻度に合わせて簡易な巡回清掃を行うことが必要です。特に新型コロナウイルスの流行以降は、営業時間中の清掃頻度を増やし、利用されるお客様に対して清掃している事をアピールすることも必要なので、店舗スタッフが接客の合間に対応するケースもあります。


定期清掃イメージ フロアのワックスがけ

定期清掃とは

毎日行う日常清掃に対し、月1回や年1回など一定の期間ごとに行う清掃を「定期清掃」と呼びます。

 定期清掃の代表例

  • フロアのワックス掛け
  • カーペット洗浄
  • エアコン洗浄
  • 高所ガラス清掃
  • グリストラップ洗浄

定期清掃は日常清掃では手の届かない範囲や床のワックスなど施設の利用に伴って経年劣化していく床維持材の補修などを行います。基本的には従業員を含めた店舗利用者がいる営業時間帯にはできない作業が多いため、店休日や夜間に専門業者に依頼して実施することがほとんどです。
定期清掃の適正な周期は、店舗の利用者数に左右されますが、日常清掃がしっかり実施できているかどうかも影響します。
例えばフロアのワックスの劣化は、砂や石によりワックスが傷ついたり、油汚れによりワックスが黒ずむことが主な原因です。日常清掃の掃除機掛けでしっかり砂や土砂の除去や、水拭きで油汚れを除去したり、また玄関マットの清掃をしっかり行うことで、フロアに砂、土砂、油の流入を減らすことができ、結果として定期清掃の周期を延ばすことができます。
定期清掃の周期を延ばすことは、年間の清掃経費を削減できるだけでなく、洗浄汚水など環境負荷の高い物質の排出抑制にもつながります。


2. 定期清掃の外注相場

定期清掃を外注する場合、何の清掃を依頼するのか(床面(剥離)洗浄ワックス塗布、カーペットクリーニング、石材床洗浄、エアコン清掃、高所ガラス清掃など)、どんな場所の清掃なのか、清掃する範囲の面積はどのくらいか、によって費用が確定します。

定期清掃の種類 料金目安 100㎡程度の料金目安
床面洗浄ワックス塗布 200円~ /㎡ 20,000円~
剥離洗浄ワックス塗布 300円~ /㎡ 30,000円~
カーペットクリーニング 300円~ /㎡ 30,000円~
石材床洗浄 150円~ /㎡ 15,000円~
高所ガラス清掃 500円~ /㎡ 50,000円~
エアコン清掃 10,000円~ /基 -

3. 業者選定で失敗しないためのポイント

清掃員イメージ
業者の選定をするにあたっての前提として、まず自社で店舗の清掃をするのか、あるいは清掃会社に外注するのか、という選択肢があります。
また、定期清掃のように自社で賄いきれない可能性の高い部分のみ外注するのか、あるいは日常清掃まで外注するのか、検討しながら、業者選定を行っていくことが望ましいでしょう。

自社の従業員で清掃を行う場合

日常清掃における机・椅子などの除菌作業や床掃除については、社内で日々清潔になるように運用した方が清潔を保てることが多いでしょう。
一方で、目に見えない従業員の労働コスト、教育コストなどの負担があります。現状の従業員数では人員が不足しているのであれば、求人掲載にかかるコストも発生するでしょう。

清掃会社に依頼する場合

外注費用こそ発生しますが、外部の会社に任せることができるので、従業員の労働負担が軽減されます。また、外注すれば清掃会社はプロとして清掃を行うので、快適な空間を一定以上の品質で保つことができます。また、日常清掃だけでは落としきれない汚れも、清掃会社の行う定期清掃で一気に綺麗にすることができます。
従業員の空いた手は別の業務にも回すことができるので、結果としては外注の方がメリットのあるケースも多いのです。

《POINT》「キレイ」と「清潔」を創り出すのが、プロの清掃員

「キレイ」とはゴミや汚れを除去して見た目をきれいにすること、「清潔」とは見た目だけでなく、細菌やウイルスといった有害な微生物がいない状態を創ることです。隅々までを徹底して「キレイ」かつ「清潔」にすることが、プロの清掃員には求められているのです。

ある程度、自社での清掃範囲・外注への依頼事項が明確になってきたら、次はどんな清掃会社に外注するのが良いのか検討することになりますが、そうした際の“業者の選定ポイント”を解説します。

適切な見積内容になっているか

下見(現地調査)を行ったうえで、具体的な作業内容の見積を提示してくれる業者は問題ないと考えられます。
一方で、そうした下見もせずに一律でおおよその金額を提示してくるような、具体的な内訳の清掃作業が不明瞭な見積を提示する業者は、実際の清掃作業も精度が甘い可能性があり、取引しない方が賢明です。

また、定期清掃や日常清掃だけでなく、清掃個所を追加した場合や特殊清掃が発生した場合の費用も事前に確認しておくのがベストです。
業者によっては、外壁清掃や壁紙の洗浄といった特殊洗浄と呼ばれるに分類されることが多く、場合によっては窓ガラス清掃も別見積となっているケースもあります

自社店舗に合わせた清掃を提案してくれるか

清掃は、単純に清掃頻度を高くすればそれで良いというものではありません。頻度が高すぎると、清掃効果以上にコストがかさむ結果に陥ってしまいます。
このため、店舗に合った、適切な清掃頻度・方法を案内してくれる業者かどうかの見極めが必要です。

清掃に関する有資格者が在籍しているかどうか

厚労省の認可を受けている清掃関連の国家資格には「ビルクリーニング技能士」「建築物環境衛生管理技術者」「清掃作業監督者」があります。
こうした資格を持っている担当者が在席している会社は、豊富な実務経験・正しい清掃の知識を有していると考えられます。

もしもの事故が発生した時のフォローができるか(清掃業者が損害賠償責任保険へ加入しているかどうかなど)

例えば、損害賠償責任保険とは、万が一器物損壊や怪我などの損失が発生した際に、清掃業者が保証する保険に加入しているかどうかは、一つのポイントです。保険に未加入の場合や契約書に損害賠償に関する記載が無い場合では、補償がなされない可能性があります。


4. コスト削減のためには機器レンタルサービスの利用もおすすめ

日常清掃で取り切れない汚れは徐々に蓄積していき、その蓄積した汚れを定期清掃でリセットします。そのため、日常清掃が行き届いているかどうかは定期清掃の頻度に大きく影響します。
ただし、日常清掃を行き届かせるには、従業員教育を徹底して人によるばらつきを抑えたり、毎日の清掃にかける時間を多くするなど、従業員への業務コストや教育コストの双方において負担が大きくなります。
そこで、こうした日常清掃を効率化する手段として、近年注目されているのが、お掃除ロボットの業務活用です。家庭用のイメージが一般的ですが、業務利用に対しても十分な性能を持つお掃除ロボットが増えています。
お掃除ロボットを利用することで、日常的な床掃除や窓掃除を効率化させることができるので、従来かかっていた日常清掃・定期清掃のコストを削減することが期待できます。
ただし、性能が高いお掃除ロボットを購入しようとすると、価格が高いケースも多く、また故障時には修理が完了するまで使用することができないなどの問題も残っています。家庭と比べ、店舗での利用では清掃頻度も高くなる傾向があるため、お掃除ロボットを購入すると頻繁に買い替えが発生し、結局費用がかさんでしまいかねません。

そういったデメリットを回避する方法として、おすすめなのが、お掃除ロボットのレンタルサービスです。レンタルサービスであれば、月々数千円からの少額でお掃除ロボットが利用でき、さらにトライアル期間がある場合には、製品が自社に適しているか試してから利用開始することもできます。

ただし、トライアル期間があったとしても、どの製品が自社環境に最も適しているのか判断することは容易ではないため、製品の貸し借りだけでなく、どんな製品が自社に適しているのかという提案や、製品の操作方法・効果的な清掃方法のアドバイス、故障時の対応といったトータルサポートをしてもらえるベンダーをパートナーにすることをおすすめします。

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オフィスを始め、小売店や飲食店、病院・介護施設、工場・倉庫における清掃の課題や、人手不足・コスト削減といった課題の解消に向けて、製品選定からアフターサービスまで一元的にサポートしています。

費用は8,000円~/月で提供しており、修理費用も込み。故障しても、費用内で常に最新の商品に交換できます。
5日間無料でお試しレンタルすることも可能なので、まずは業務でお掃除ロボットを体感してみたい企業に最適です。

御社における課題に合わせたご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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