除草剤にデメリットはある?安全に草を取り除く方法とは
中庭や屋上緑化を設置するなど、近年は緑を身近に感じられる施設が増えています。
こうした施設では、綺麗な植栽が利用者をいやしてくれる一方、除草などの管理に苦労されている方も少なくないでしょう。
雑草対策を手軽に行うなら、「除草剤」の散布が効果的です。
ただし、使い方によってはデメリットもあるため、使用する際には十分注意する必要があります。
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“芝”と“草”の違いとは?
除草剤といえば雑草の生育を阻害して枯らす薬剤のことですが、そもそも「草」の定義とは何でしょうか?
草とは、生育しても木にならない植物の総称です。特定の種類の植物を指す言葉ではないため、状況によって植物名で呼ばれるものでも、時には「草」とみなされることがあります。
「雑草」も同様で、意図して育成しているわけではないのに繁殖する草の総称ですが、特に人に不利益をもたらすものを指すことが多いです。
草と似たものに「芝」がありますが、こちらはイネ科の多年草の総称です。大きく、日本芝と西洋芝に分けられ、さらにさまざまな種類がありますが、いずれも、運動場や観賞用などを目的に利用され、草とは異なる存在といえます。
本コラムのテーマである除草剤の中には、芝生の生育に適したものも存在します。
【除草剤のデメリット】正しく使わないと健康被害が起こる可能性がある
除草剤を使えば、散布するだけで簡単に草を除去できますが、正しく使用しなければ健康被害が出る恐れがあります。
除草剤には、農薬登録がされているものとされていないものがあります。農薬登録は、国が人体や環境への影響を評価した上で問題がないと判断したものです。つまり、後者は農作物を始め、樹木の育成や家庭菜園・ガーデニングなどへ使用することはできません。
また、農薬登録されているものであっても、安全に使用できるのは、ラベルに書いてある注意事項(希釈倍数や使用量、使用時期、回数など)を守った場合に限ります。 使用の際は、長袖長ズボンを着床してマスクやタオルで口を覆うなど、体に薬剤が触れないよう注意する必要があるでしょう。
人だけでなく、ペットなど動物への影響も考える必要があります。たとえば、ドッグランの中にはウッドチップや砂利、人工芝だけでなく、芝生を敷いているところもあります。ふかふかと柔らかい感触が特長で、愛犬の足にも優しい点がメリットの芝生ですが、除草剤の使用直後に入れてしまうと、中毒症状が出る可能性があります。
除草剤を使う、その他のデメリット
こうした健康への被害以外にも、以下の点を把握した上で使用することが大切です。
即効性はない
雑草の種類にもよりますが、一般的には、散布してから効果が表れるまで1週間くらいかかるといわれます。雑草の種類によっては1ヵ月以上かかることもあり、「今すぐ雑草を処理したい」という場合には、除草剤は適しません。
散布する時期によっても効果が変わる
除草剤は「雑草の生育を阻害する」ものです。春から夏にかけて、雑草が成長している時期に使用すれば効果は表れやすいですが、すでに大きく成長した盛夏の雑草には効果が発揮されません。
季節だけでなく、使用する日の天気や気温、風の強さなどの気象条件によっても、効果が変わることがあります。
周辺の草木を枯らしてしまうことも
除草剤の中には、「“芝”と“草”の違いとは?」でお伝えしたように、芝(日本芝)を枯らさずに雑草を枯らすものもあります。ただ、同じ芝でも西洋芝は枯らしてしまうなど、扱いが難しいものです。健康被害を防ぐ方法と同様に、注意書きを丁寧に読み解いた上で、正しく使用しなければ、枯らしたくない植物にまでダメージを与えてしまうことになります。
たとえば、大切に育てている植物のそばに生えている雑草を取り除きたい場合は、除草剤を使用すると、誤ってかけてしまったり、風に流されてかかったりして、枯らしてしまう恐れがあります。
このほか、雨天時にはスケジュール変更あるいは中止が必要など、天候に左右されやすい点もデメリットです。
除草剤だけでなくロボット芝刈り機(芝草刈りロボット)も活用しよう!
注意書き通りに正しく使用できているかどうかに神経をとがらせ、健康被害を恐れながら除草剤を使用するのは大変です。しかし、業者に除草を依頼すれば人件費のほかに集草および廃棄処理費用も発生し、高コストです。年間では250万円程度のコストが発生する可能性があります。
そこで、ロボット芝刈り機(芝草刈りロボット)も併用して、除草剤の使用頻度を減らすのがおすすめです。自律式のロボット芝刈り機(芝草刈りロボット)なら、人が操作する場面がほぼ皆無です。育てている植物は守りながら、ロボットが草も芝も均等に長さを揃えるので、カーペットのような綺麗な芝の状態を常に維持できるようになります。
導入コストはかかりますが、長い目で見ればトータルコストを抑えられます。たとえば、リ・プロダクツが提供している「おそうじレンタル」の芝刈りロボットレンタルサービスの場合、コストは初期費用不要で月額1.8万円~と、年間21万円程度から利用することができます。
まとめ
除草剤を使用すれば手軽に低コストで雑草対策ができますが、使い慣れていない方が使用すると、守りたい植物まで枯らしてしまう恐れがあります。また、除草剤の種類や使用方法によっては人体やペットなどに有害なものもありますから、使用する際には十分に注意する必要があります。
除草剤の使用頻度を減らしながら、「綺麗な状態の芝を維持する」には、プロの業者に任せるかロボット芝刈り機(芝草刈りロボット)を導入するのが有効です。特に、自然にも人・動物にも無害で、エコなロボット芝刈り機(芝草刈りロボット)はおすすめです。除草剤とロボット芝刈り機(芝草刈りロボット)を上手に組み合わせて、コストを抑えながら地球環境に優しい方法で綺麗な芝を維持しましょう。
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